<チューリップ>酔って抜いた男、器物損壊容疑で逮捕 前橋
事件は
4月9日(水)午前8時半ごろ、前橋市中心部の国道や県道沿い約1キロにわたって
プランターに植えられたチューリップ約1050本(約4万円相当)が切られたり、
踏みつぶされた。花は3月末から開催中の「第25回全国都市緑化ぐんまフェア」に
伴い展示されていた。
群馬県警前橋署は器物損壊容疑で捜査している。
4月14日(月)午前5時40分ごろ、前橋市内の県道沿いなどでプランターに
植えられたチューリップ約800本が切断された。花は3月末から開催中の
「第25回全国都市緑化ぐんまフェア」に伴い展示されていた。
9日にも約1050本が切断され、
群馬県警前橋署は器物損壊事件として捜査している。
さらに4月19日(土)、プランターに植えられていたチューリップ約65本が
切断されているのが見つかった。「第25回全国都市緑化ぐんまフェア」が
開催されている同市内では今月に入って同様の被害が続いており、これで3回目、
計約1915本となった
群馬県警前橋署は器物損壊事件として捜査している。
そして、4月21日(月)群馬県警前橋署は、植えられているチューリップ1本を
引き抜いたとして前橋市西片貝町2、とび職、○○○○容疑者(21)
(新聞には実名表記)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。酒に酔った状態で、
「ふざけ半分でやった」と供述している。
調べでは、○○容疑者は21日午前2時15分ごろ、前橋市千代田町の歩道に
設置されているプランターに植えられたチューリップ1本を引き抜いた疑い。
群馬県警前橋署は、これでおわり?
はたしてこの男が、すべての犯人だろうか?
もしかすると違うかもしれない。この男にとってまさかチューリップ1本引き抜いて
逮捕され、新聞に名前がだされるとはおもっていなかっただろう。
こんな男を捕まえる前に、14日の段階でもっと警備体制をしきしっかり
捜査していたら、2度目の800本切断した犯人を現行犯逮捕することができたと思う。
このような群馬県警のミスの代償となったこの男は、かわいそうなところもある。
しかし、それ以上に、
個人個人の道徳観念の欠如には、なさけなくなる。
教育が悪い、政治が悪いと言う前に、個人個人の衿をただし、普通の社会生活を
あたりまえにできるよう努めなければいけない。
とにかく、自分かってな人が多すぎる。
「美しきもの」をめでる心が、日本人になくなってきている。
なさけないことである。