鳩山法相が29日の日本外国特派員協会での記者会見で
「友人の友人が(国際テロ組織)アルカイダだ」などと述べたことに対し、
世界の各誌に配信された。
英高級紙「タイムズ」はこの日、「大臣がアルカイダの爆破テロの情報を得ていた」
との見出しで記事を掲載。
鳩山氏の発言に疑問を呈し「日本の法務大臣が2002年のバリ島で発生した
ナイトクラブでの爆破事件に関係したアルカイダの人間と、いわくありげな
関係があったと主張している」などと、軽率な発言であったことを伝えている。
この記事を書いたレオ・ルイス特派員は「発言の結果を考えずに、大臣が
このようなことを述べたことに非常に驚いている」と法相発言に首をかしげるばかりだ。
鳩山氏はこの日も釈明に追われた。町村信孝官房長官から
「軽率だ。いかにもテロリストを日本の法相が知っているという誤った印象を
与えたのは遺憾だ」と注意され、閣議前には福田康夫首相に「首相まで記者から
質問を受けることになり、心配をかけて申し訳ない」と陳謝した。
閣議後の会見で、鳩山氏は「知り合いの知り合いが、アルカイダに関連する
ということは間違いない。事実を言ってはいかんということか。
国際的な信用にかかわるとは思わない」と反論。
発言自体に問題はないことを強調した。
まさに、大臣として有り得ない発言だと思う。
アルカイダは、
最も忌み嫌うべき団体であり、その友人であるなどもってのほかであろう。
これを堂々と海外記者のまえで話すとは、どんな神経をしているのか????
バリ島テロ以前にこの情報を得ていたのであれば、
何故その時あきらかに
しなかったのか疑問?? 日本人の死者も出たが、助かっただろう。自分だけ避けられればいいのか・・