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関興寺(かんこうじ)
―御館の乱の戦火から大般若経を守った味噌
南魚沼市上野にあります。約六百年の歴史がある臨済宗円覚寺派の寺院です。
上田長尾氏や上杉氏と深い関わりをもち、かつては越後、北陸に300もの末寺を抱え、
別格10万石の格式を与えられていました。
天正6年(1578)の御館の乱では、戦火を受け諸堂が焼失しましたが、
上杉氏から寄進された約600巻の大般若経を味噌樽の中に入れて守った
と言い伝えられています。
それからは、この味噌をいただくと大般若経の御利益にあずかり福徳が授かると言われ、
「関興寺の味噌なめたか」という言葉が生まれました。
慶長5年上杉景勝の米沢への移封に従い、東岩和尚が米沢に関興庵を建立しました。
寛文年間に米沢より万源和尚を招き上山の地から現在の上野に移りました。
歴史ある石段を登ると大きな石庭が広がっていて、本堂裏には睡蓮池そして鐘楼があります。
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