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3、北向庚申塚(辻久留)
青石材、伊勢市で130余の庚申塔中、青面金剛像では最古最大のものです。
青面金剛像は普通3面5臂像が多いのですが、この像は1面2臂です。
道の辻や、寺社や墓地の入り口などによく置かれ、延命長寿にご利益ある
といわれる庚申塚、その中で主流となるのは、「青面金剛刻像塔」 です。
この「青面金剛刻像塔」には、主尊の青面金剛以外に、日月や猿、鶏、
邪鬼、等が配されている。
青面金剛のほうは、本来奇病を流行らす鬼神で、猿の化身ともいわれる。
その容姿については、『陀羅尼集経第九』 に、
「一身四手、左辺の上手は三股叉を把り、下手は棒を把る。右辺の上手は
掌に一輪を託し、下手は羂索を把る。其身は、青色にして大張口、狗牙は上出す。
眼の赤きこと血の如くして三眼あり・・・・・」
とある。要約すると「三眼の憤怒相で四臂、それぞれの手に、
三叉戟(三又になった矛のような法具)、棒、法輪、羂索(綱)を持ち、
足下に二匹の邪鬼を踏まえ、両脇に二童子と四鬼神を伴う」姿で現されるが、
一般には、足元に邪鬼を踏みつけ、六臂(二・四・八臂の場合もある)で
法輪・弓・矢・剣・錫杖・ショケラ(人間)を持つ忿怒相で描かれることが多い。
頭髪の間で蛇がとぐろを巻いていたり、手や足に巻き付いている場合もある。
また、どくろを首や胸に掛けた像も見られる。彩色される時は、その名の通り
青い肌に塗られる。この青は、釈迦の前世に関係している。
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