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私の普段使いの時計の紹介は50本で、ひとまず休憩します
tokei 

私の持っている時計の半分までもいってませんが、これまで50点の

時計をご紹介してきました。

集めるというのだけではなく、季節に合わせて実際に使えることが基本として、

30年ほどかけて集めた、大切で、大好きな時計ばかりなのです。

ただし困ることは、2年に1回ぐらいしか使わない時計もあります

手巻き、自動巻きであれば、巻けば動きます。

残念なのは、バッテリーが必要なクオーツや電子時計です。

たまに使おうと思うと電池が切れていることなのです。

そんな訳で、やはり、私は「時計は機械式が好きである!」

 

100年を越えても正確に時を刻む時計の素晴らしさ

父から譲られた大切な時計もあります。

旅先で出会い、その街の思い出となった時計もあります。

その時計を着けると、オーストラリアのあの時の空気を思い出します。

同じ1時間が、1時間10分にも感じられるのです。

また、時間に色や香りがプラスされるのです。

tokei1 

まだまだ、これ以外に 70点以上の時計を持っています。

歴史的モデルで、ご紹介していないものもあります。

機会がありましたら続きを書きますのでお楽しみに。

| 毎日時計を替えてみよう | 07:47 | comments(28) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計 50「ボーム・メルシー クロノグラフ」
毎日時計を替えてみよう 50日目

ボーム・メルシー・クロノグラフ BAUME&MERCIER

 BM

18金無垢ケース、クロノグラフ

1950年から1960年代のモデルで、日本では発売された記録はない。

ムーブメントはランディロン51ではないかと思う

60年ほど前のクロノグラフでさすがに調子がわるくなり、

銀座のテクノ・スイスでオーバーホールをお願いしたところ

みごと初期の動きに戻った。

ストップウオッチのゼロ・ストップも正確に戻る。(前は、ズレていた)

手巻きの巻上げもスムーズになり、精度もあがった。

60年ほど前の機械であっても修理できることは素晴らしい。

今、一番気に入っているクラシックな時計である。

bm

ボームのブランドが日本に入荷してきたとき、広告の仕事で携わり

ボーム・メルシー担当としてバーゼルフェアにも行きましたし、

当時の責任者ユージン・マイヤー氏と日本の代表的な販売店を訪ねたことも

いい思い出である。
当時私はピアジェも担当していたので、エミール・ピレさんと

私の実家まで行ったことを思い出した。

ボーム・メルシーは思い入れのあるブランドである。実際これ以外に6本持っている。

 

BAUME & MERCIER(ボーム・メルシー)

スイス

ボーム・メルシーは、1830年、スイスのラ・ショード・フォンでボーム兄弟社として

創業されました。エナメルの細密手法で肖像画、宗教画、風景、花などをケースに

あしらった懐中時計は、貴族間で富と権力の象徴として好まれ、19世紀後半には

ユニバーサル・エキシビション(国際見本市)に出展した作品で金賞を6個も受賞するなど、

多くの栄誉と名声を獲得。

その後、ボーム家の子孫ウイリアム・ボームと芸術を愛するポール・メルシエの

出会いにより、BAUME&MERCIER社と社名を変更し、1920年に新たなスタートが

切られました。

BAUME&MERCIER、ファブリケーション・ジュネーブの商号を登録するとともに、

高品質時計の証として名高いジュネーブ刻印を次々と獲得。

現在では、調和と純粋を意味するギリシャ文字のファイ(Φ)のブランドシンボルととともに、

価値ある高級時計として世界で多くの人々に愛されています。

現在日本ではカルティエを本体とする「リシュモン・ジャパン」が取扱い

「ボーム&メルシエ」の日本語表示となった。

| 毎日時計を替えてみよう | 07:12 | comments(4) | trackbacks(5) | pookmark |
私の普段使いの時計 49 「ティファニー」
毎日時計を替えてみよう 49日目

ティファニーのシンプルな丸型

18金無垢ケース、手巻き、中三針

カレンダー

機能としては、最も基本的なもので、デザインも丸型で飽きの来ないシンプル
tiffa


このティファニーの歴史を追ってみよう。

1837年
Charles Lewis Tiffany(チャールズ・ルイス・ティファニー)と同級生の

ジョン・B・ヤングの二人が、ニューヨークのブロードウェイ259番地に

文房具と中国骨董、陶器の店『Tiffany&Young』をオープンさせたのが始まりでした。

TIFFANYは全く値引きをしない画期的な店でした

このポリシーは顧客である富裕層に支持され、扱う商品の趣向や気品ある

デザインが徐々に信用へと繋がって行きました。
それともう一つ、TIFFANYのシンボルとも言えるBlueのBoxの誕生です。
『TIFFANY Blue』と呼ばれTIFFANYで買ったものだけに与えられるBlue Box

として広告を必要としないポリシーがTIFFANYを大きく築く要因にもなりました。

1848年
チャールズ・ルイス・ティファニーは、二月革命から逃れたフランスの貴族たちより

宝石を入手します。
これはアメリカに最初に渡った重要な宝石として記録されています。
このことよりティファニーは、アメリカを代表する宝石商として地位を確立し、

『キング・オブ・ダイヤモンド』として広く知れ渡ります。
1845年
『TIFFANY,Reed&Co.』パリに出店します。
南北戦争が終わると好景気の後押しもあり会社はますます名声を高め、

このころにニューヨークの銀細工師、ジョン・C・ムーアの事業を買収し

TIFFANYの銀製品の製造が始まります。
アメリカで初のスターリングシルバー基準を適用。
1853年
チャールズ・ルイス・ティファニーは共同経営者から経営権を買収しここで初めて

今名を連なる TIFFANY&Co.』 と改称します。
1867年
パリ万博でティファニーはアメリカで初の銀器部門で優秀賞を獲得し、

世界的な注目を集め、世界からも賛美されるTIFFANYとなります。
1873年
TIFFANY社の銀製の水差しや銅器がボストン美術館に所蔵されます。

1878年南アフリカのキンバリーで発見された287.42カラットもの

イエロー・ダイヤモンドの原石を、1万8千ドルで購入すると、TIFFANYは、

Dr.ジョーン・フレデリック・クンツに研磨させました。
Dr.クンツは、90個のファセットを持つスクェア(四角形)の128.54カラットの

ダイヤモンドに研磨し、これによりカラットがダイヤの世界標準単位となりました。
『TIFFANY Diamond』と名付けられたこのダイヤモンドは、

現在もニューヨーク五番街の本店に飾られ、今でも見ることが出来ます。
1885年
TIFFANYは、アメリカ合衆国公印のデザインを製作。
これは1ドル紙幣に使用されました。
1886年
ダイヤモンドを6本の爪で支える
『ティファニー・セッティング』を発表。
現在でもTIFFANY爪・TIFFANYダイアなどと呼ばれ定着していますが、

小さな爪でダイヤモンドの石全体を目立たせ、その輝きを最も美しく見せる

デザインでマリッジリングなどでは代表的です。
1926年
TIFFANYが採用しているプラチナの純度基準を、アメリカ合衆国政府が公認。
1952年
パリ店開店。
1969年
チャールズ・ルイス・ティファニーの玄孫、ヘンリー・B・プラットティファニーは

タンザニアで発見されたブルーのカラーストーン『タンザナイト』を発表。
現在12月の誕生石に追加されようかという案も出ている硬い輝きの高い石です。
1972年
三越日本橋店に出店。
1980年
パロマ・ピカソが、ジュエリー・コレクションを発表。

| 毎日時計を替えてみよう | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計 48 「CASIO」
casio 

48日目、「カシオ」5064JA GMT 

世界6局対応電波・ソーラーG-SHOCK 
タフを追求し、進化を続けるG-SHOCKの、航空機の計器をデザインコンセプトにした

Newモデル。

世界6局の標準電波を受信するマルチバンド6を搭載した、5モータークロノグラフ

を搭載。その精悍なフェイスは、12時位置が瞬時にわかる蓄光付きの

アラビア数字インデックスや、根元から先端まで蓄光を配置した針形状、

凸形状のインデックスなど、随所に視認性を考慮したデザインを採用しています。

計器の精緻感と実用的な視認性を両立したモデルです。

世界6局(日本2局、アメリカ、ドイツ、イギリス、中国)の標準電波を受信する

マルチバンド6 ・タフソーラー当然ワールドタイマーである。

 

電波時計、ワールドタイム、ストップウオッチ

アラーム、デュアルタイム、パワーセービング

ソーラーセル発電で2次電池に充電され、通常使用で10年間は

動き続けるそうで、それ以後2次電池を交換の必要。

しかし、そのままで10年間動き、電波で自動的に正確な時間を

常に表示する。もちろん防水で頑丈。

自分の身体のほうが心配になるぐらいだ。

スポーツ時に重宝している。

しかしながら、電波時計!いやになるほど正確である。

| 毎日時計を替えてみよう | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計 47 「ユニヴァーサル・ジュネーブ」Pole router
uni10 

ユニヴァーサル・ジュネーブUNIVERSAL GENEVE

Pole router 

自動巻き、カレンダー

GP、皮ベルト

1948年は、スモールセコンドやセンターセコンドの腕時計用としてCal.138

自動巻きムーブメントを開発。

これをベースに発展させた「ポールルーター」(1954年)は、スカンジナビア航空

初の大西洋横断飛行の際に、北極圏の磁気の影響を受けず、

その耐磁構造が高く評価された。

 uni

そして、伝説の自動巻きムーブメントCal.215「マイクローター」が1955年に登場。

小型のローターを効率よく動かすために、ローターは比重の高い金を使用し

小さなローターでも重さがあり、自動巻きの巻上げが充分にできるようになった。

 

これをカスタマイズして1966年 当時で世界一薄い2.5mm厚の自動巻きムーブメント

Cal.66に発展させ現在も販売されている。

参考までに現在のモデルは、マイクローター UG100 価格 176万4000円である。
| 毎日時計を替えてみよう | 07:16 | comments(41) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計 46「スターリーノ」

stau2
イタリア製 「スターリーノ」 STAURINO 腕時計

50年以上前の時計ばかり紹介していたので少し新しいものを

 

イタリアのジュエリーメーカーが製作したおしゃれな時計


「スターリーノ」STAURINO

自動巻き、裏スケルトンであり、かなり顔の大きい腕時計である。

横に広がった楕円のダイヤルで時を表示する。

stau 

イタリアらしいのはその文字盤である

12  3  6   9 の文字が4ヶ所に表示されているが

12,1,2,3 の間に 真ん中に1個しかドットを打っていない


1時なのか、2時なのか??わからないのだ。

加えて、形が大きな楕円であることで思い切りわかりづらい

こんな時計を造るのは、イタリア人だけであろう。

stau1 

まあ、これはお洒落なアイテムとして愉しみたい時計である。

 
| 毎日時計を替えてみよう | 07:09 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
80年前のエルジン・デジタル表示時計
el

私の普段使いの時計38番目に紹介した 
エルジン ELGIN

「ジャンピング・アワーズ」に関しまして

製造年代が判明しました。

1960年以前の時計であろうと私は考えていたのだが・・・・

book 

古い時計の資料を調べていて、洋書の「American WRIST WATCHES」の

記事のなかに、この時計が記載されていました。

 

el 

まず、この本に載っていることが歴史的モデルであることを証明したわけで

ここに書かれていることを訳してみるますと

 

1930年代、しばしば“ゴルフ・ボール”と呼ばれるこの腕時計は、ケースに小さな穴状の

パターンを施されているが、このデジタル・エルジンは特殊な形体をしている。

ケースはゴールド・フィールドでエナメルプリントされたディスクが、時間と分を指し示す。

時刻は、6時位置に開けられた三角の窓から見ることができる。

17石のエルジン社製の手巻きムーブメントである。

 

このようになんと 1930年代に製造された腕時計であった。

普通に使っているが 80歳の時計だったのだ!!!

| 毎日時計を替えてみよう | 07:46 | comments(45) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計45 「グリュエン(グルエン)」

グリュエン(グルエン) Gruen

この時計もロレックス社との関係は非常に深い。
gru

グリュエン(グルエン)は1874年、スイスから時計の機械(ムーブメント)を輸入し、

それにグリュエン独自のデザイン・ケースを取り付けることから始まりました。
デザイン性の非常に高いメーカーとして知られ、1900年初頭のVeri-Thinシリーズを

皮切りに、さまざまなデザイン・意匠を発表し続けました。
gru2

1935年に「カーベックス」という腕にフィットするようにカーブをしたデザインの

腕時計を発売するに当たり、「グリュエン・カーベックス」のブランド名は全盛期を迎えました。
カーベックスの卓越したデザインは、現在でも当時の年代の映画が作られる際に、

高級時計の代名詞として「グリュエンのカーベックス」という言葉が使われるほど。

またカーブ・曲線を描いた時計のデザインを現在でも「カーベックスタイプ」と

呼ぶほどで、当時としてはそれほどのインパクト・人気がありました。
gru4

グリュエン社

1874年、ディートリッヒ・グリュエンによってアメリカ・オハイオ州コロンバスで創業。

はやくからスイスでムーブメントを製作し、米国内で時計を完成させる体制を確立

「ヴェリ・シン」「カーベックス」など1940年前後に名作が多い


グリュエン家によって起こされた時計メーカーグリュエンは、グリュエン家が

離れたのちに衰退の一途をたどり、それが原因であったかのように、

時計メーカー「グリュエン」は1970年に幕を閉じました。
現在残るグリュエンはブランド名だけで、アンティークのグリュエンとは

実質的な関わりがありません。

 
| 毎日時計を替えてみよう | 07:21 | comments(35) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計44 やはり父の形見「ウイットナー」
witt 

ウイットナー・レクタングラー WITTNUER

手巻き、K14YG

ロンジンのアメリカモデルである「ウイットナー」

ジャガールクルトがそのまま商標がとれないためアメリカでは

「ルクルト」ブランドで販売したいたと同様

ロンジンブランドがアメリカで使えなかったため「ウイットナー」で販売していた。


witt1witt3 

スクエアタイプで今見ると逆に新鮮な感じがする。

特に美しくカーブを描いた風防は、プレクシグラスであるがみごとである。

14金無垢のケースであるので、仕上げなおしをしたところ

新品の輝きを取り戻した。
witt2

| 毎日時計を替えてみよう | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
私の普段使いの時計43 父の形見の「オメガ」
オメガ

オメガ・シーマスター OMEGA SEAMASTER


omega

高い防水性を保つために、裏蓋はありません

1ピースケース(ロレックスのケースタイプ)で上からムーブメントをはずす形状。

14金無垢ケースの自動巻きである。

omega2

omega1

多分、50年ほど前に父が購入し使っていたものだが、状態は非常にいい。

大切に使っていたことがよく判る。

現在の私の年齢には、最も似合う時計だと思う。

 omega3


はっきりした、なんの変哲もない文字盤

それが、逆にあきの来ない良いデザインなんだろう。

ほとんどメンテナンスしていないが自動巻きはしっかり巻き上がり

ほぼ正確な時を刻む。

私にとって誤差何秒なんという正確さは必要ない

カチカチいい音で動いてくれることが癒しなのだ。

| 毎日時計を替えてみよう | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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