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太い竹を編んだイカダで、バナナをいっぱい載せて川を下っていった。
イカダの前方で、船頭が船をあやっていく。
残念なことに風上に船頭がいるため彼の体臭が強く乗り心地が悪かった。
「バナナ・ボート・ソング」
1957年にニューヨーク出身の黒人歌手ハリー・ベラフォンテが唄い
アメリカ合衆国でヒットしたものである。
バナナ・ボート・ソング (Banana Boat Song) 、またはデイ・オー (Day-O) は、
ジャマイカの民謡であるメントの労働歌である。
(メントとは、ジャマイカにおいて、スカやレゲエ以前にあったフォーク音楽の一形態)
この曲はしばしばメントではなくカリプソであると説明されるが、これは1957年当時
のアメリカ合衆国ではメントの知名度が低く、より有名なジャンルであるカリプソとして
売り出されたからである。
出だしに、Day-o, day-ay-ay-o (デイ・オー・エイ・エイ・エイ・オー)と叫ぶ部分が
あるほか、「もうじき日が昇る。オイラはつらい仕事を終えて家に帰りたいんだ。
tally man(伝票をつける人)さん、バナナを数えてくれ…」という内容の歌詞が
繰り返される。
オリジナルは、バナナを積み出す港で荷役に従事していた人たちの労働歌である。
日本では、浜村美智子が唄い、一世を風靡するヒット作となった。
また、ハリー・ベラフォンテの歌には、「さらばジャマイカ」もあるが、ニューヨーク出身の
ハリー・ベラフォンテが、ジャマイカ系の黒人であるがゆえジャマイカを懐かしんだのか・・・